アロマテラピー豆知識
アロマテラピーに関するさまざまな情報を掲載していきたいと思います。
■いろいろあるラベンダーの種類 |
アロマテラピーのレッスンを始めると、最初に接する精油はラベンダー(シソ科ラバンジュラ属)です。
精油(エッセンシャルオイル)は、種類が違うと化学成分組成が異なり、当然香りも使用方法も違ってきます。アロマテラピーでは、精油の種類を、科、属、種(種小名)で区別します。また、精油は一般に水蒸気蒸留法で採油されていますが、同じ種類でもメーカーにより製造条件が異なるので、多少成分内容に差異が出ます。
従って、ラベンダーと言っても、現在市場に流通しているラベンダーには以下の4種類のものがあります。これらのうち、hybridaは、angustifoliaとlatifoliaの交配種で両種の特性を備えているものです。表に示したように、同じラベンダーでも成分組成や有効作用などはかなり違うものになります。ラベンダー以外の精油でも同様に、名称が同じでも種類が異なれば使用方法も異なってきます。
こうした点を踏まえると、正しい精油の理解が、アロマテラピーの実践においていかに重要であるかをご理解頂けると思います。
| 属名 | 種小名 | 主要化学成分 | 有効作用 |
|---|---|---|---|
| lavandula ラベンダー |
angustifolia アングスティフォリア (別名:真正ラベンダー) |
・linalool (リナロール) ・linalylacetate (リナリルアセテート) ・lavandulol (ラバンジュルロール) ・lavandulylacetate (ラバンジュルアセテート) |
・不眠症・睡眠障害 ・ストレスなどの神経障害 ・皮膚疾患 ・火傷 ・筋肉の収縮等 |
| hybrida(super) ハイブリッド (別名:ラバンジン) |
・linalylacetate (リナリルアセテート) ・linalool (リナロール) ・camphor (カンファー) ・borneol (ボルネオール) ・lavandulylacetate (ラバンジュルアセテート) |
・筋肉の痙攣・収縮 ・不眠症・睡眠障害 ・神経過敏症 ・各種皮膚炎 ・火傷や創傷等 |
|
| latifolia(spica) ラティフォリア (別名:スパイクラベンダー) |
・linalool (リナロール) ・1,8-cineole (シネオール) ・camphor (カンファー) ・a-pinene (ピネン) 他 |
・重度の火傷 ・皮膚真菌症 ・虫刺され ・乾癬 ・咽頭・気管支炎リウマチ性多発関節炎等 |
|
| stechas ストエカス (別名:フレンチラベンダー) |
・fenchone (フェンチョン) ・camphor (カンファー) ・camphene (カンフェン) ・a-pinene (ピネン) 他 |
・口内炎 ・バクテリア性の耳炎 ・湿疹他 *但し、妊産婦、乳幼児、授乳中の女性、テンカン患者等には使用しない等の禁忌あり |
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■ケモタイプ精油の2つの考え方 |
アロマテラピーでは『ケモタイプ精油』という、治療に必要な成分が含まれていることを成分分析で確認した精油を使用することで、確実な治療効果を期待する事ができます。
ただし、"ケモタイプ"には、植物化学上とコマーシャル上という2つの考え方がありますので、注意する必要があります。
- 植物化学上のケモタイプ精油
芳香植物類は成長(体内代謝)の過程で土壌や外的条件(特に気候、高度、緯度、収穫時期ほか)等で精油中の主成分が大きく異なります。これらの含有成分の違いにより分類したものが、植物化学上のケモタイプ精油です。具体的には、科、属、種(種小名)が同じもので主成分で分類する方法です。
ヨーロッパをはじめとするメディカルアロマテラピーが行われている国々では、治療では必ずケモタイプ精油を使用します。この考え方は、精油は薬と同じように考えられているためで、内容確認のための化学物質の分析表が添付され、治療での再現性が求められます。
例えば、植物化学上の分類に基づくラベンダーのケモタイプ精油は存在しません。
- コマーシャル上のケモタイプ精油
市場では、植物化学上のケモタイプ精油の考え方と異なるコマーシャルベースの"ケモタイプ"と称する精油も流通しています。これらは、精油成分の分析表を添付することで、一般の精油と区別するものです。 ただし、植物化学上のケモタイプ精油とは異なり、種(種小名)レベルまでの分類はしていません。
従って、ラベンダー(ラバンジュラ属レベルの分類)として売られているケモタイプ精油は、植物化学上のケモタイプ精油ではなく、コマーシャル上のケモタイプ精油ということになります。
■花粉症対策のレシピ |
花粉症対策として下記3点のレシピをご紹介します。
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レシピ1 ユーカリラディアタ 3滴 ユーカリディベス 2滴 ニアウリ 1滴 ペパーメント 1滴 リトセア 1滴 キャリアオイル 4ml |
レシピ2 ラヴィンサラ 3滴 ユーカリラディアタ 2滴 ラベンダーアングステイフォリア 1滴 ペパーメント 1滴 ティートリー 1滴 キャリアオイル 4ml |
レシピ3 ラバンジン 4滴 ラヴィンサラ 2滴 ローズマリー 2滴 コーンメント 1滴 グレープフルーツ 1滴 キャリアオイル 4ml |
キャリアオイルは一種類でも構いませんが、次のようなブレンドオイルもいかがでしょうか。
(月見草オイル 1ml、ローズヒップオイル 1ml、オリーブオイル 3〜4ml)
使用方法:鼻の両側に1滴塗布、または胸に3〜4滴塗布して使用します。必要に応じた回数で使用。


